「先生、今月どうですか」2巻の感想です!まだ読んでない人はネタバレに気をつけてください!
「先生、今月どうですか」は大家の娘である高校生の紫ちゃんとアパートに暮らす小説家の先生の関係を描いた年の差ラブコメです。
頑張り屋さんの紫ちゃんがとにかくかわいい純愛ラブコメです!
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先生、今月どうですか2巻の情報
発売日 | 2022年01月15日 |
著者 | 高江洲 弥 |
発行所 | 株式会社KADOKAWA |
ページ数 | 186ページ |
紙の本の定価 | 748円(本体680円) |
電子書籍の値段 | 748円(税込) |
高校生と冴えない小説家の、“月に一度”の恋。
高校生・佐久間紫の初恋の相手は、16歳年上の、売れない小説家・四十万万里。
相手に触ると、相手と自分が関わる未来を視ることができる紫は、将来の結婚相手が四十万先生だと知っている。
初めての手料理や初めての嫉妬を経験して、紫の初恋が徐々に進んでいく、第二巻!
引用元:KADOKAWA公式
では感想に参ります!
ネタバレも含みますのでまだ読んでいない方はまずは試し読みをどうぞ!
「先生、今月どうですか」2巻の無料試し読みはこちら!第7話:お願い
朝から203号室の英さんに力を貸してくださいとお願いする紫ちゃん。
最初は断る英さんだが、紫ちゃんの落ち込む姿に思わずOKしてしまう。
うん、あんな残念そうな顔されたら誰でもねw
部屋に向かう紫ちゃん。
そしてそれを目撃した先生。
表情はとても心配そう。
あれ?もしかして英さんって男性?いや、女性キャラですよね?
うん、紫ちゃんは先生以外の男の部屋には入らない(確信)
部屋についた紫ちゃんは編み物を教えてほしいとお願いする。
紫ちゃん結構不器用なのね笑
妹にくまさんのマフラーを作ってあげたいらしい。
そして上達していずれ先生にも……
英さんの指導のかいあって徐々に上達する紫ちゃん。
編み物の指導のお返しに英さんのモデルになる紫ちゃん。
撮影の途中で英さんの手に触れてしまう。
そこで見た未来は結婚式前の衣装合わせ。
なんと衣装は英さんが作ったものだったのです!
いいなーこういうキャラ同士が適材適所で未来にかかわってくる感じ好きです!笑
この後、心配になった万里先生が部屋に押しかけてきて!?
二人の表情がたまりません!
第8話:201号室
201号室の速水さん。
とても美人です。
でも彼氏にフラれたらしく階段で泥酔状態。
見つけた紫ちゃんはよくお世話をしてるみたい。
後日、速水さんから好きな人ができたと報告を受ける紫ちゃん。
なんとその相手は、万里先生!
話を聞いた後、帰ってからもモヤモヤ。
芹ちゃんと遊んでいてもモヤモヤ。
そんな時、話を聞いてくれて背中を押してくれる芹ちゃんの存在の大きさよ。
ほんと芹ちゃんはよき。
決心した紫ちゃんは速水さんのもとに。
そして伝える。
「速水さんの恋 今回は応援できそうにないです」
すぐに察する速水さん。
速水さんもいい人だなー。
紫ちゃんのもやもやの正体。それは嫉妬。
紫ちゃん、誰かに嫉妬してしまうなんて初めての経験で……
ほんとかわいいなー。
第9話:料理
先生の家に行くとなんと先生が自炊していた!
いや、お金ないんだから自炊するでしょ笑
でも料理がへたくそな先生。
そんな先生に
「教えてあげても いいですけど」
なにその顔、かわいいw
リボンのポニーテールの髪型も好き。
手袋を外そうとしてやめる紫ちゃん。
ん?手が触れるかもしれないから?
紫ちゃんが作るのではなく、紫ちゃんの指示に合わせて先生が作ることに。
無事完成。
そっと手袋の下をのぞく紫ちゃん。
そこにはたくさんの絆創膏
そうです。紫ちゃんはこの日のためにお母さんから料理を習っていたんです!
そのお味に先生もご満悦!
毎日食べたいと言われて照れる紫ちゃん。
「一食300円ならいいですよ」
第10話:年下
一か月後は紫ちゃんのパパとママの結婚記念日。
今年は特別に祝おうとこわもてのパパに相談する紫ちゃん。
でもパパはそっけない。
ママもあんまり気にしてないみたいです。
紫ちゃんも女の子。結婚記念日という響きには憧れがあります。
先生との将来を妄想しちゃったりして笑
可愛いwww
妹の千草ちゃんと協力して再びパパを説得するけどパパは柄じゃないと取り合ってくれません。
パパの態度に怒った紫ちゃん。
もう知らないと千草ちゃんと二人でお祝いの準備をすることに。
そして当日、準備万端で二人が来るのを隠れて待っていると。
「凛子さん(紫ちゃんのママ)……その ……これ」
一輪のバラをママに渡すパパ。
実はこれが二人の結婚記念日の約束ごと。
ロマンチック!!!!
娘2人のサプライズも大成功!
なんていい家族!
ママから語られる昔の思い出話。
実はママのほうがパパよりも7つ年上で当時高校生のパパに猛烈なアプローチを受けたそう。
パパやるなー。
そんな話を聞いた紫ちゃん。
早速、万里先生のところに笑
「これから覚悟してくださいね 先生」
このシーンほんとヤバイ。
言われたい笑
第11話:一歩
「今日あいてますか」
朝から何やらぶつぶつ言ってる紫ちゃん。
手には映画のチケット。
さてはこれは!!
先生を映画に誘おうとしてる!
でもなかなか言い出せない紫ちゃん。
学校で芹ちゃんに映画の公開が今日までと聞いた紫ちゃん。
すぐに先生の家へ!
その行動力がすき笑
でも部屋に着くと小説の構想を考えている先生。
仕事の邪魔はできないと我慢する紫ちゃん。
健気だなー。ほんといい子。
次は大家としてではなく、佐久間紫という一人の女の子として先生と外で会いたいと願う紫ちゃん。
そんな紫ちゃんにまさかの先生からお誘い!
そして向かったのは川のそばに置かれたベンチ。
少し寂しい場所で、まるでそこだけ世界と切り離されたような空間。
ここは先生が仕事で悩んだ時によく来る秘密の場所。
先生と話しているうちに、最初は少し怖かったこの場所が特別な場所になったりして。
第12話:幸子さん
パパとママが経営する喫茶店の常連さんが旅行中に犬の幸子さんを預かることに。
でも目力強すぎて犬にビビられてます笑
先生にはとてもなつく幸子さん。
ちょっと幸子さんに嫉妬しちゃいます笑
でも幸子さんをかわいがる先生の表情からは目が離せない紫ちゃん。
幸子さんの散歩を二人でする姿は恋人みたいでとてもお似合いです。
結婚するときには犬を飼うのかもしれませんね!
第13話:挑戦
恋愛小説の執筆の話が来たという先生。
書いたことのない題材でも挑戦してみようとする姿。素敵です。
でも日に日に荒れていく部屋。
見るたびにやつれていく先生。
先生を応援するため手作りのお弁当を届ける紫ちゃん。
なんていい子。惚れる。
心配になった紫ちゃんは先生の手に触れる。
そこで見たのは恋愛小説の案件がなくなったという話を聞き、涙する未来。
こんなに頑張っているのに。
先生を心配して今回の仕事をやめるように言う紫ちゃん。
そんなこと言うのも辛いはず。
でも先生にこれ以上傷ついてほしくなくて。
それでも書くことをやめない先生。
なんでそこまでするのか。
先生は語る。
チャンスはつかめるときにつかまないと次はないかもしれない。
でもそう思うようになったのは最近だ。
読者の存在を感じるようになってからだ。
そう思えるようにしてくれた人がいるから。
そんな人に自分の書いた小説を読んでほしいから。
めっちゃ素敵じゃないですか!なんですかこの関係!
未来は、結果は変わらない。
うなだれる先生。
それでも紫ちゃんは泣かなかった。
強くなるんだ。先生をどんな時でも支えられるように。
先生の部屋を後にしてから涙がこぼれる。
はい、僕は泣きました。
最後に
先生、がんばれ。賞でも連載でも何でも取ってください。
2巻もめちゃくちゃいい話ばっかりでした。
3巻ではもうちょっと先生の結果が出る話をお願いします!
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